

これから米国ETFを買ってみようと思っているそこのあなた!
なにを買おうと思ってますか?

VOOやVTで米国株式や全世界株式に投資できるETFを購入するのが王道らしいですね

おぉ!おっしゃる通りです。VOOやVTが投資を始めたばかりの方にはおすすめですね。

せっかく投資するなら配当にも期待したいのですがなにかいいETFはありますか?

高配当ETFというジャンルがあります。
有名なところでいうとSPYD・VYM・HDVがあります。

ぜひ詳しく教えてください
高配当ETF3選
それでは代表的な米国高配当ETF3選として
SPYD・VYM・HDVの特徴を簡単にご紹介していきます。
SPYD
SPYDはステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズが運用するETFのブランドである
「SPDR(スパイダー)」シリーズの1つです。
配当は年4回あります(3,6,9,12月)
組入れ銘柄は高利回りの不動産、株式
指数は、S&P500指数を構成する銘柄のうち、配当利回りの上位80銘柄のパフォーマンスを計測する指標。
年2回リバランスされ、均等割合で投資

セクター別にみてみると金融、不動産の比率が高いです。
この新型コロナ下で特に下げているのが金融、不動産なのでSPYDの株価は未だコロナショック前の値まで戻せてはいません。
ただ、SPYDへの投資目的としては配当であると思われるのでキャピタルゲイン(値上がり益)をメインの目的に据えている方は少ないと思われます。
配当利回りは3つのETFの中でトップ
また株価が安いので気軽に買い増ししやすいのもポイント
経費率は0.07%
株価は28.99ドル (2020年8月29日現在)
配当利回りは5.05% (2020年8月29日現在)
VYM
平均以上の配当を出す普通株で構成されるFTSEハイデ ィビデンド・イールド指数に連動する投資成果を目的とする。
時価総額加重平均を用いて保有銘柄のウエートを算定。
大型株で構成
リート(不動産)は除外されている
配当は年4回あります(3,6,9,12月)

SPYDと比べると極端な偏りがないように思えます。
分散投資ができる高配当ETFという位置づけでしょうか。
VYMは分散投資の働きもありキャピタルゲイン(値上がり益)も狙えます。
配当と値上がり益を合わせたトータルリターンでは3つの中でトップ
経費率は0.06%
株価は84.43ドル (2020年8月29日現在)
配当利回りは3.96% (2020年8月29日現在)
HDV
ブラックロック社が運用する「モーニングスター配当フォーカス指数」に連動を目指すETF
「モーニングスター配当フォーカス指数」は、配当利回りが高く、財務健全性が高い、質のいい米国企業で構成されています
業績が左右されずらい75社で構成
配当加重平均型という方式を採用
配当の多い企業の割合が大きくなるように設計
年に4回銘柄入れ替えが行われる為、アクティブ運用の要素が高い
自動的に財務健全性の高く、銘柄に入れ替えてくれる
配当は年4回あります(3,6,9,12月)
財務健全な配当利回りの高い企業に分散投資したい方におすすめのETFです

経費率は0.08%
株価は85.20ドル (2020年8月29日現在)
配当利回りは4.13% (2020年8月29日現在)
まとめ
3つのETFそれぞれに長所・短所がありますのでそれぞれを比較検討していただき
自分の投資方針に合うETFを選んでみてほしいと思います。
もちろん高配当メインでポートフォリオを組むもよし全世界や米国をメインとして
スパイス代わりに高配当ETFを楽しむもよし試行錯誤しながらともに投資人生を楽しみましょう
ではまた✋
コメント